真鶴の森で「森のタオフロー(森林瞑想)」を開催します。
四百年の時を経て護られてきた森で、樹々が巡らせるエネルギーの輪の中に立ち、呼吸を合わせてゆったりと動くひとときです。今回、主に私たちが向き合うのは対照的な二つの生命です。
楠(クスノキ)
大人六人が手を繋いで囲めるほどの巨木です。
「薬の木」、あるいは霊妙な力を指す「奇(くす)しき木」が語源と言われています。
この樹から抽出される「カンファー(しょうのう)」は、古くから防虫剤や、メンソレータムの主成分として暮らしに役立てられてきました。しばしば神社の御神木としても祀られています。トトロのすみかでもありますね。
その懐に入れば、言葉を超えた静かな安らぎに包まれます。
黒松(クロマツ)
ビル六〜七階の高さまで悠然と伸びる姿は、天の陽気を引き込むアンテナのようです。
松は、樹林気功の世界でも特別な浄化の力を宿すとされています。その葉は強い抗酸化作用を持ち「松葉茶」として古くから健康維持に飲まれてきました。
天に昇る龍のような立ち姿と向き合い、清々しい空気を深く吸い込むと、きっと内側の滞りが消え、心身がシャキッと整うでしょう。
この静かな巡りの時間を、共にする機会を楽しみにしています。
【開催概要】
日時: 5月3日(日)9:00 - 11:00
持ち物: 動きやすい服装、防寒着、歩きやすい靴、暖かい飲み物
「森のタオフロー(森林瞑想)」とは
古来より東洋に伝わる気功や瞑想をベースにした、樹木と深く交流するための身体技法です。
ただ森を歩くだけでなく、特定の樹木のそばに立ち、呼吸を合わせてゆったりと動くことで、樹木が放つ微細なエネルギー(フィトンチッドなどの揮発性成分や生命場)を心身に取り入れます。
科学的には「森林浴」による免疫力の向上やストレス緩和、中医学的には「樹林気功」による気の巡りの改善として知られています。自然という大きな循環の中に自分の身を置くことで、溜まった疲れをリセットし、生命力を再充電(Tree Charge)していく、心地よい静寂の時間です。
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