2024年に開催したタオのお話会vol.10の一部を書き下ろしたものです。
今日は事前にご質問をいただいているので、そのお話から始めたいと思います。
「古い魂、新しい魂とか、何度も生まれ変わった魂とか、言われることがあります。それに対するタオ的な捉え方を聞かせてください。」
今日は、このご質問についてお話しします。
あくまでも、僕が解釈するタオ的な考え方として聞いてください。
結論から言います。
魂に古いも新しいもありません。
これが僕の答えです。
私たちは肉体を離れると、タオへ還ります。
タオとは魂の故郷です。
すべてが一つである場所です。
私たちは、ただそこへ還るだけです。
そして、またそこから肉体を選んで、この地上へ生まれてきます。
シンプルに、それだけです。
だから、「古い魂」「新しい魂」という考え方はありません。
一つの魂が何度も輪廻転生を繰り返している。
こういう考え方は、人間がつくるドラマです。
あるいは、特定の宗教の教義に基づいた考え方です。
私たちは肉体を離れると、タオへ還ります。
タオは、すべてが混ざり合う場所です。
すべてが一つである世界です。
だから、そこには「個」という概念がありません。
一つの魂という「個」が、そのままずっと保たれ、何度も生まれ変わる。
タオには、その考え方はありません。
私たちは魂の故郷へ還る、人間としての個性は一度すべて溶けていきます。
すべてが一つに混ざり合う。
そして、またそこから肉体を選んで生まれてくる。
その繰り返しです。
だから、魂に古いも新しいもない。
とてもシンプルです。
だから、「前世は○○だった」とか、「その前は△△だった」という話も、僕は少し違う見方をしています。
一つの魂が何度も経験しているわけではありません。
あらゆる魂が経験した情報が、魂の故郷の中にあります。
そこには、あらゆる情報があります。
どこかの時代に、どこかの土地で生きていたという情報もあります。
いろいろな人生の情報があります。
その中の特定の情報にアクセスする人はいるかもしれません。
その情報をダウンロードして、記憶として保持する魂はあるかもしれません。
でも、それは一つの魂が繰り返し経験してきた記憶ではありません。
全体の中に保持されている特定の情報にアクセスしているだけ。
僕は、そのように考えています。
だから、一つの魂が輪廻転生していくという考え方ではなく、
一度故郷へ還る。
すべてが混ざり合う。
そして、その中にすべての情報がある。
もしかしたら、その中の特定の情報を色濃く携えて生まれてくることはあるかもしれません。
でも、それも一つの魂だけの経験ではありません。
全体の中に蓄えられている情報です。
だから、「魂年齢」という考え方も、「何回生まれ変わったか」という考え方もありません。
一つの魂という「個」が、そのまま保持され続けるわけではないからです。
一度全体へ戻る。
そして、またそこから分かれて肉体に宿る。
シンプルに、それだけです。
でも、いつしか、そのシンプルさは見えなくなっていってしまった。
今日はここまでにします。
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