今日のクラスでは、内経図についてお話ししました。
体の中には、天地自然や銀河宇宙があることを表したこの図は、TaoYogaのルーツである内丹術の練修に用いられたとされています。これはわかりやすいカラー版ですが、元になったものは石に彫られていた石板だったと聞きます。相当に古いものでしょう。
火で表されている意識を腹の正丹田の下に下ろすこと、丹田で氣を練るには牛で畑を耕すように何事にも動じないで行うこと、呼吸は絹糸で機織りするように繊細に行うこと、胸の中丹田には子どものような純心さを持つこと、眉間の奥の上丹田には山々時空を超えて広がる涅槃や悟りの世界があること。ごくごく簡単にいうと、この図にはこのような世界観が、さらに多くの心と体にまつわる自然観、宇宙観が表現されています。
こういった考え方が、いつどのように日本に伝わり、日本固有の考えや実践と融合しどのように変容していったのかも、とても興味がありますね。
何はともあれ、タオヨガを通して、自分の内面の探究をしていきましょう。
内的世界が変われば、外の世界も変わっていく。今この時、これはとても重要な意味を持っているのです。
The power comes from inside...
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